はじめに
2023年5月にリリースされた無料アップデート「1.17.0-f3」に対するMOD対応状況のまとめ記事です。 26日時点での情報をまとめました。
MODのアップデート時の注意事項
ゲーム内の警告表示について
- ゲーム本体による警告表示は、「ワークショップの公開日 (更新日)をチェック」するだけなので重要度は低いです。
- MODによる警告表示は逃さず確認しましょう。ただし後述するように、重要度の低い警告もあります。
- アップデート後でも動作に問題無いMODは、MOD作者によっては更新すらしない場合があります。
- Compatibility Reportだけでなく、Paradoxが公開しているMOD互換性リストや実際のワークショップの更新情報を確認してください。
Steamクライアントの自動更新について
- Steamでの自動更新を待たずに、サブスクをやり直して「強制的にMODのアップデート」することを強く推奨します。
- 自動更新だと一部のファイルが適切に変更されずに、MODでエラーやクラッシュする報告が多くあります。
- 更にサブスクをやり直すことで、ワークショップ内でサブスク時の日付が変わるのでアップデートの状況も確認出来ます。
MODの移行と無効化について
- Fix版の公開などによりMODを移行する場合は、オリジナルのMODは「無効化で無く必ずサブスクを解除」して下さい。また、移行先のMODを有効化し忘れないようにしましょう。
- MODは無効化してもゲーム内で参照可能であり、Fix版や他のMODと競合して不要なエラーが発生するなどトラブルの原因になります。サブスク解除を基本としてください。
- MODのサブスクや使用状況が不明になることを懸念するのであれば、ワークショップのお気に入り機能を使う・MOD用のコレクションを作るなど、自身にあった方法で管理して下さい。
Load Order Mod / Compatibility Report について
T.D.W氏の「Load Order Mod 2」、Chamëleon TBN氏の「Compatibility Report v2」は、統合されて「Skyve」というMODになりました。 旧Load Order Mod 2がSkyve Beta版へ、旧Compatibility Report v2が Skyve Stable版へと変化しています。 そのため、旧Load Order Mod 2と旧Compatibility Report v2を併用していた場合、環境にSkyveが2つ併存しているはずです。 Kian.zarrin氏のオリジナルの頃から一貫して、Load Order ModはBeta版とStable版の併用をしないように呼び掛けている通り、両Skyveが併存している環境が内蔵のCompatibility Reportによって検出、弾かれるはずです。 SkyveはStable版かBeta版を導入していただき、特段の事情がなければStable版を選んでいただければと思います。 各所からCompatibility Reportだけを導入していた市長方の喜びの声を聴きます。使い方は以前公開した記事「Load Order Toolのすゝめ」とほぼ変わっていませんのでこちらをご覧ください。
破損した主要なMOD
「Parallel Road Tool」の破損が少し気掛かりです。Network Multitoolで多少はそれらしい挙動ができますが、大規模な線描にはやはりparallel Road Toolでしか得られないエクスペリエンスがありますよね。是非とも吉報を聞きたいものです。 なお「Real Time」については、既にアップデートが予定されているので、Real Time環境のセーブデータをお持ちの市長方は更新まで今しがたお待ちいただければと思います。
おわりに
今回のアップデートは、従来のアップデート時の動乱と比較すれば、軽いトラブルに収まっているように筆者は感じました。本記事もかなりライトに仕上がりましたしね。CSL最後のアップデートですから、最後くらいはいいところ見せてくれたのではないでしょうか。続報があればMOD更新情報記事で取り扱いますのでお楽しみに。