ども。BAIKOKUです。
突然ですが問題です。
下の画像の2本の道路を綺麗に曲線で繋ぐ時。
曲線の支点となる位置(PS4なら〇、PC版ならクリックする場所)はABCのどれでしょうか?
はい。正解はAです!
正解した方おめでとうございます!
では、正解した方・・・・なぜAなんですか?
今日はシティーズのこのように曲線道路の仕組みみたいなところから、景観をアップさせる抑揚のある街の作り方を紹介していきたいと思います。
内容としては初心者向けの内容で、これから綺麗な街作りにも挑戦したい!そう思ってる方に見ていただければ嬉しいです。
あと私はPS4版をメインにプレイしているので内容はコンソール版(PS4版)に寄ってしまうと思いますが、ご了承下さい。
綺麗な曲線の引き方とは
では、先ほどの問題に戻ります。
なぜ、綺麗に曲線が引けるのはAの場所なのか、
それは2本の道路の延長線上の交わるポイントがAだからです。
綺麗な曲線を引こうと思うと、交わる点を見つけてそのポイントを支点にする。それだけです。
それさえ出来れば綺麗な曲線は引けます。
(道路ガイドラインを使用すれば簡単に出来ますが仕組みを理解するという意図で解説しています)
では次にちょっと複雑な曲線を2つ掛け合わせた例です。
街作りしてるとこういうケースが出てきて困ったこと無いですか?
そんな時は支点を作るためにまた延長線をイメージしてみます。
そして、延長線を繋ぐ縦のラインをイメージします。
そんな縦のラインなんて難しい!って思うかもしれませんが、
こんな感じで道路から続く延長線と縦のラインが交わるところが同じ角度になるようにイメージします。
(正確じゃなくだいたいでOKです)
ちなみに先ほどからイメージしますって言ってますが、延長線や支点に木を置いたり、延長線を歩道やフェンスで描くのが分かりやすいので初めの慣れないうちは下書きするとやり易いと思います。
歩道やフェンスだと壊さなくても上から道路を引けば勝手に壊れてくれるので簡単です。
次に延長線の交わった点のだいたい中心の位置から曲線を始めます。
ここが曲線のスタート、白い点線が交わってるところが曲線の支点になります。
曲線を引き時の注意点ですが、元々ある道路の両側についてるセルと新しく引く道路の両端から出ている青い枠?範囲?みたいなのはぴったり平行になると綺麗に道路が引けます。
あとは同じようにもう1本、合計2本曲線を引けば完成です!
コンソール版では意外と難しい2本の曲線を組み合わせた道路の完成です。
コツとしては、支点は必ず元々ある道路の延長線上にあるということです。はじめの問題もこの曲線を2本組み合わせた例でも同じように、支点は元々ある道路の延長線上にあります。
逆に支点を元々ある道路の延長線上から外れた位置にすると滑らかに道路が繋がらないです。
このように綺麗に曲線の道路が引ける仕組みが分かると、自分が引きたいように曲線が引けて応用で複雑なJCTなど色んなことが出来ると思います。
是非貴方の街で実践してみて下さい。
街は平らにするべきか
ここからは景観をアップさせるために私が実践しているコツを書いていきたいと思います。
私はYouTubeに動画投稿をしていますが、よくコメントで頂くのが地形ツールで街は平らにするべきですか?もしくは、した方がいいですか?というコメントです。
私の回答としては、景観を上げる街並みを作りたいならば全部平らにしない方が良いです。ただ一部は平らにすることをおすすめします。
全てを平らにすると抑揚のない街になってしまいます。それが悪いことではないですが、多少高低差があるとリアルな街が出来ます。
そこで私が手軽にできる高低差のある街並みの作り方をご紹介したいと思います。
初期のマップは左側のように平らなところが少ないですが、とりあえず右側のように一部だけ
平らにしちゃいます。(白点線内)
平らにしたところの縁に沿うように道路をひきます。これも正確には出来ないのでだいたいでOKです。
また、道路も直線でも曲線でも好きなものをご使用下さい。
次に先ほど引いた道路の反対側(標高の低い方)を平らにします。
この時注意したいのはあまり高低差をつけ過ぎない方が綺麗になります。
(好みはありますが、目安としてはコンターラインが5~6本ぐらいだと綺麗になると思います。)
このように街に少し高低差をつけると建物の高さも変わり、建物の全体が見れるようになり景観が上がると思います。
簡単に言えば雛壇と同じ効果です。ひな人形を床に平置きするより、雛壇に飾った方が見栄えが良くなりますよね。そういうことです。
景観を上げる植林の仕方
次は植林です。植林は街の景観を上げるのに凄く重要な役割があると私は思います。
実際私が作ってる都市でも植林には凄く時間を掛けます。
植林のコツは2つです。
1、グループで植える
2、等間隔で植える
この2つです。この2つさえ意識するればグッと景観が上がります。
まず1つめの「グループで植える」です。
これはちょっとした公園をイメージして作りましたが、左側が適当に植林したバージョン。右側がグループで植林したバージョン。グループで植える場合はだいたい7~10本ぐらいのグループで意識すればいいと思います。
大事なのは木の色や高さが似ているものを混合で植えることだと思います。
一種の木だと同じ色の塊になるので、色と大きさが似た木を混ぜることで奥行き感も出ます。
2つめは「等間隔に植える」
これも簡単です。ただ同じ種類の木を等間隔に植えればいいだけです。
等間隔に植えるだけですごく景観が上がります。(多少面倒ですが・・・)
以上の2つのことを意識してあげるだけこんな感じの景観が出来ます。
さくらは薄いピンクと濃いピンクの木を「グループで植える」そして、まわりの歩道の縁に小さい茂みを「等間隔で植える」
是非これも貴方の街で実践してみて下さい。
終わりに
はい。こんな感じで簡単ではありますが、初歩的な道路の引き方から景観を上げるコツをご紹介させていただきました。
どれも丁寧にやる必要がありますが、割と簡単に出来ることです。
このコラムを読んだ方が自分の街で色々実践してみて、よりシティーズスカイラインというゲームが楽しくなれば嬉しいです。