アンケートから見るCSLフォトコン

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こんばんは、がともです。第5回フォトコンのアンケートに最終的に34件もの回答をいただきました。ご協力いただき、ありがとうございます。今回から新しい試みとして、一部ではありますがご意見の紹介と、可能な範囲で回答をまとめました。
それでは、設問ごとにみていきましょう。

1. 一次審査のGoogle Forms投票はいかがでしたか?

2. 今回のGoogle Forms投票と前回までのTwitter投票とではどちらがよいと感じましたか?

概ね好評と捉えています。今回からGoogle Formsを利用した理由のひとつに「グループ分けによる運要素」の改善要望を前回までのアンケートでいただいていたことがあります。そのため、二つの手法を経た結果、Google Formsの方がよいとのことで、一つの指針が示されたと考えています。今後、新たな手法があれば随時検討していきます。

3. 一次審査についてご意見、ご感想があればご記入ください。

こちらは一部を抜粋して紹介します。

途中経過がわからない点と組み分けで差が生まれない点でgoogle formでの投票は良かったと思います。サイトですが拡大して見たときにも説明が見られたり、閉じるボタンを大きくなったりすると嬉しいです。

やはり、すべての中から選べるというのが非常によかったです。できれば次もGoogle Formが良いですね。

好意的なご意見がある中で、しっかりと問題提起もいただいています。おおよそ以下の3つに分類できました。

  1. 一次投票画面での画像の見づらさ
  2. 速報性のなさからくる盛り上がりの薄さ
  3. 有権者の線引き

投票画面で画像が拡大できないのは仕様上仕方ないとは思うが残念だった。

これはまさにその通りで、作品の中には画像サイズによりその魅力が充分に伝わらないものもありました。Google Formsの仕様で、今回の投票方式では画像の拡大ができなかったため対応を検討します。

グループによる有利不利がなくなり、より公平な審査になったと思います。しかし途中経過が見られなくなったことから大会中盤の盛り上がりはやや欠けたかなという印象です。しかし頻繁にツイートされており盛り上げようとする姿勢が伺えたので、次回も同様の、または新しい手法をもって大会中盤の盛り上げをお願いしたいところであります。

前回までのTwitter投票では、投票した人が結果を確認できる状態であったため、速報による経過を楽しむという側面がありました。速報性は盛り上がりに寄与してくれてエンターテインメントとしては成功だと思います。しかし、その裏で、経過がわかるからこその絶望感や過剰な争いがあったこともわかりました。そのため今回は開票までの秘匿性を大事にしました。一次審査中の盛り上げ方は工夫が必要であることを認識し、皆様のお力添えをいただきながら盛り上げていけたらと考えています。

Googleアカウントが無い人は投票出来ないので間口を広げたいのならば課題です。

結果的にGoogleアカウントを持っていることが前提となったことで、イベントを対外的にアピールしにくかった感は否めません。設定によってはログイン不要にすることもできましたが、可能な限りひとり1票にする公平性の観点からログイン必須にしました。手軽さと公平性という相反するものを両立させるためにも今後とも継続してバランスを調整していきたいと思います。

4. 最終審査放送はいかがでしたか?

「悪い」がないことに正直驚いているとともに参加者、視聴者にこれだけ評価されていることは素直にうれしく思います。ありがとうございます。これは5回目にして初の快挙と言えます。

作品紹介を動画にしたことで、公平性に関してポジティブな意見を多数いただきました。これまでは人力でタイムキープしていたため作品ごとに±5秒程度のズレがありましたが、均等に作品紹介した点を特に評価してもらったと考えています。

その一方で、以下のようなご意見もいただいています。

インタビューの音声バランスが悪かった

できる限りの調整をしてまいります。ただし、それぞれの環境の都合などもあり、完全にボリュームを合わせられるかと言われると難しい面もあります。

作品説明を動画で紹介したのは良かったと思う。安心して見ていられた。 ただその後の審査員のコメントはどうなのか。気を遣っているのはわかったけれども、やはり技術的なところの説明などされると、そちらに票が動くと思われる。 フォトコンなので技術がどうこうではなく、あくまでも見た時の印象で投票したい。 審査員の説明、解説は投票後でいい。

作品紹介動画は見易くとても良かった。ただ作品紹介間の審査員コメントは無い方が観やすいので、後ほど総括的な感想で良いと思う。

貴重なご意見ありがとうございます。エンターテインメント要素でみると審査員のコメントが入ることにより放送が成り立つという側面がありますが、公平性を考えた場合に作品とオリジナルの紹介文のみで勝負するというのもごもっともです。説明文を少なめにし、審査員の口からあえて言わせることでより納得感を出せるという、作品以外のところで雌雄を決してしまう可能性もあります。公平性とエンターテインメントのバランスは継続して探りたいと考えています。

5. 今回のイベントにエントリーしなかった方にお尋ねします。参加しなかった理由を可能な範囲でお教えください。

参加者のレベルが高く、参加しづらいという声をいただいているため、こちらのフォトコン以外にも小さいイベントを随時企画したいと考えています。

6. イベントの改善すべき点を教えてください。

テーマに関するご提案をたくさんいただいていますが、それ以外からピックアップして回答します。

2枚の画像を提出してみたい

同じ人が複数入賞してしまう可能性があるため、現在のところは複数作品募集の予定はありません。なるべく多くの参加者に楽しんでもらって、入賞のドキドキワクワクしてほしいですね。

今後しろたんの使用率が増えすぎないか心配。少し内輪感が出てしまってるし、「とりあえずしろたんを使った方がウケがよい」みたいな風潮ができてしまうと作品や一般投票のクオリティが下がりそうな気がします。

審査委員による振り返りで神乃木さんが言及した内容と同じご意見をいただいています。そういった楽しみ方があるのは理解しますが、特定のキャラクターに頼りすぎるのは我々の目指すところは異なります。

審査員票の内訳を公開してほしい(選考理由も)、特に参加者は知りたいと思う

喜ぶ人もいれば、悲しむ人もいることを考慮し、応募者本人からの問合せがあれば開示しております。本人の一次、二次(審査員票・一般票)の結果をお伝えいたしますのでお気軽にお問合せください。


今回の記事はいかがでしたか?
これまでは意見をもらうばかりで、それに対する運営の考えを述べてきませんでしたが、少しでも議論のネタになればと考えています。
今回紹介できなかったご意見も運営にて吟味し、よりよいイベントになるよう努めてまいります。皆様に支えられて開催できるフォトコンですので、今後ともよろしくお願いいたします。