テーマ「旅」を考える

テーマ「旅」を考える

こんにちは。フォトコンテスト運営のがともです。

第二回フォトコンテストのテーマは「旅」となったわけですが、選定に悩まれている方も多いのではないでしょうか。人によって「旅」の定義が違いますし、その違いもフォトコンの楽しみのひとつです。小旅行も旅ですし、人生も旅です。非常に幅広いテーマと言えます。締切が2週間後に迫ってるけれど、まだ何も決めてない!決められない!そんな方に参考になりそうなちょっとした情報を集めてみました。本稿を参考にした作品でもよいですし、引っ張られずに独自の解釈で進めてもらっても大丈夫です。

なお、本稿を参考にしたとしても作品が優遇されるわけではありません。

日本人に人気の観光地

日本は四季があるため季節ごとに人気の観光地が変わります。春であれば桜の名所。夏であれば沖縄などの海の綺麗な場所、軽井沢や那須などの避暑地。秋であれば京都など紅葉の名所。冬であれば金沢や札幌といった雪国、または沖縄のような南国といった両極端な場所が人気を集めます。

いずれも海や湖が近くに存在するところが多いため、水の描写が重要になるかもしれません。結局第一回とあまり変わらんやないかい!というツッコミを受けそうですね。

沖縄本島南部にあるニライカナイ橋からの景色

海外旅行ではハワイ、グアム、台湾、シンガポールなどが人気のようです。どこも綺麗で非現実を味わえるエリアが多いですね。

夜のシンガポール。特徴的な建物が立ち並ぶベイサイドエリアは非日常を味わえる。

台湾の九份。こちらも高低差のある地形に提灯が並び非日常感を醸し出している。

「旅」としても面白い前回作品の紹介

前回コンテストは「水」でしたが、今回のテーマである「旅」として見ても面白い作品が多数ありました。その中からいくつかピックアップして紹介します。

まずはコンソール版から。

RKSGLOVEさんの「観光地の朝」。湘南江の島のような観光地に宿泊し、朝散歩を楽しむ様子を感じ取れます。画像だけでも観光地らしさがありますが、タイトルだけでも旅を感じ取れます。

NEW HORIZONさんの「旅先のホテルからの景色」です。旅行に行ったとき、ついついホテルの窓から景色を眺めちゃいますよね。あの知らない街の人や車の動きを眺める感じが好きです。この作品も旅を前面に打ち出したタイトルになっており、第二回のテーマにもピッタリです。

はなまるうどんさん作の「4番目の港」です。こちらはPC版での参戦です。航海という言葉だけでも旅を連想しますが、速達性が向上した現代では時間をたっぷり使った船旅は、贅沢な旅といっても過言ではないでしょう。

Canoさんの「エンジェルロード」です。こちらもPC版。第二回フォトコンのサムネイルとして利用させていただいているほどバカンスを感じる一枚ですね。人気の海外旅行先でも紹介しましたが、南国のムード漂うリゾート地は人気ですので、贅沢な旅を演出している一枚であると思います。

最後に、PC版から日本らしい旅を紹介します。CANCOさんの「huyuno onsengai」です。日本で旅行といえば旅館やホテルの温泉が欠かせないですよね。硫黄のにおいをかぎながら温泉街を散策するのも乙なものです。温泉饅頭を買い食いするのもよいでしょう。実は前回コンテストでは温泉に関連する作品が3点エントリーされています。被りそうだからこそあえて狙ってみるというのも面白いかもしれませんね。

おわりに

今回は技術的なことにまったく触れない記事にしてみました。記事執筆時点で12作品のエントリーをいただいていますが、たくさんの方にご参加いただいてこそコンテストが盛り上がると考えています。そのため、この記事がコンテスト参加を検討しているけれども何を作ろうか迷っている、そんな方々の参考になれば幸いです。

今回紹介したようなところにあえて突っ込んで技術で勝負するのもよし、発想で勝負するもよし。あなたの考える「旅」で是非コンテストに参加してみてください。審査員一同、お待ちしております。