【海外風カテゴリー】フォトコン#1入賞者インタビュー

【海外風カテゴリー】フォトコン#1入賞者インタビュー

こんにちは、がともです。フォトコン入賞者インタビュー第二弾は海外風カテゴリーからAquaBlueSky747さん、Takashouさん、Canoさんのお三方です!

洋風、中国風、幾何学的、ファンタジーなものと個性豊かなエントリーが多いカテゴリーでしたが、入賞3作品中2作品が建物を映さない「自然」にこだわったものでした。そのあたりも聞いてみたいと思っています。

それでは、早速インタビューにまいりましょう!

Queensboro Bridge at NYC」- AquaBlueSky747さん

AquaBlueSky747さん、入賞おめでとうございます!コンテストが終わって、今のお気持ちをお聞かせください。

ありがとうございます。Simcity3000時代から数々の街づくりゲームをプレイしておりましたが、世間に見せる機会などはなかったため、このたび多くの方に評価して頂き大変うれしく思います。

「作品のポイント」「こだわった点」を教えてください。

今回の1番のポイントは実際のスケールよりコンパクトにまとめることで、元ネタのニューヨークが摩天楼と橋が美しい街並みのイメージを損なわないよう努めつつ、より都市の濃密さや建物の高さにコントラストをつけることで広がりをもたせたことです。

こだわりとしてはあえて朝日にすることで全体にオレンジっぽさが加わり、modで再現しきれなかった色の統一感や雰囲気が出るようにしました。 (昼の風景は遠景描画がローテクスチャになるのと、夜景はCSの制約なのかPCの処理なのかすべてがきれいに点灯してくれないので諦めました)

苦労した点についてはやはり再現都市なのにコンパクトにしたことでデフォルメしなければならないというコンセプト自体ですね。再現都市の場合、手間はかかるものの地図と比較して同じ場所に建物を配置すればいいのですが、中心街や実物modがあるエリアはスペースが足りなく(NYは原則碁盤目都市なので、幅の融通が利かない)謎の苦労があったり、全体のバランスであったりと苦労しました。

再現系都市にも関わらず資金無限MODや需要MODを利用していないということでした。渋滞や需要を含めて街を維持するのが大変だと思いますが、いかがでしたか?

modで資金や需要をいじらなかったのは、ゲーム性自体をなくしてしまうとただ建物を置く作業になってしまい面白くなさそうとおもったからです。無理なら後から追加できますからね。

ただ一見無謀に思えたのですが実際プレイしてみると、意外とそのまま地図通りに作成してるのに関わらず、殆ど渋滞することなくさばけてしまったんですよね。

例えば都市周辺の工業地区や都市外部から流入する車両は橋や地下トンネルよりマンハッタン島へ流入、そこから島をぐるっと回る外周高速道路(FRDドライブ)で目的地周辺まで直に到達。市民については南北に走る地下鉄で住宅街から目的地周辺まで到達、そこから東西に走るバスで最終的な目的地や商業オフィス地区へ。本島以外の住民や空港や港からの観光客についても都市中央駅まで運び、そこから地下鉄やバスで分散。
と再現都市を作っていたはずがCities: Skylinesの渋滞対策セオリーを勝手におこなっていたようで、CS市長で渋滞にお悩みの方は実際の都市を研究するとおのずと答えがでるかもしれません。

なお一番の苦労というと実は建物オブジェクト制限とPCの処理かもしれません。あまりに大きすぎて開発をあきらめたり、後半は送電線水道管不要modや64GBにメモリー増設に追われました。あとはアプデのたびに起動エラーでしょうか。

メモリー増設はPC版Cities: Skylinesあるあるですね!私もこのゲームのために増設した経験があります(笑)

この街のほかにもお気に入りのスポットがありましたら教えてください。

そうですね、どこもお気に入りなのですが、特にあげるならば、おそらく世界一有名であろうタイムズスクエア(画像1)、ブルックリン地区から望むNY全景(画像2)、あとは上空からの全景(画像3,4)(夜景だと建物制限が誤魔化せる)がお気に入りですね。

画像1. Cities: Skylinesで再現したタイムズスクエア
画像2. ブルックリン地区から望むNY全景
画像3. 上空からの全景 昼
画像4. 上空からの全景 夜

どれもCities: Skylinesとは思えませんね。特に4枚目は飛行機の窓から眺める夜景のようです。

AquaBlueSky747さんにとってCities: Skylinesの魅力とはなんでしょうか?

Cities: Skylinesの魅力はなんといっても自分が思う街をなんでも作ることができる点です。今までにも数々の街づくりゲームはありましたが、これほどまでmodが充実してどんな都市や風景でも作れるものはなかったと思います。

また自分はあくまで街づくりゲームと思い都市景観を投稿いたしましたが、1位2位の方々は街ではなく風景を魅せるという着眼点には感心致しました。自分が始めたころは日本風のアセットも少なく、北米都市に目を向けたのですが、最近では日本風のアセットもものすごい勢いで増えているようでまた新たにプレイしてみたいですね。このように常に進化と可能性を感じさせてくれるゲームだと思います。

応募作品以外も再現度が高くCities: Skylinesの自由度の高さを思い知らされました。 また、再現都市が渋滞に強いというのは意外でした。現実の交通網がそれだけ効率化されているということなんですね。
AquaBlueSky747さん、ありがとうございました!

「水辺のキャンプ場」 – Takashouさん

Takashouさん、2位入賞おめでとうございます!コンテストが終わって、今のお気持ちをお聞かせください。

ご投票頂いた皆さま、誠にありがとうございます!他の方々の作品も非常に興味深く、グランプリ決定生放送も含めて楽しませて頂きました。

改めて「作品のポイント」「こだわった点」「苦労した点」を教えてください。

1番のポイントは、テーマでもある「水」をいかに綺麗に魅せるかでした。そして自然の景色に仕上げたかったので、もう一つ重要だったのが、引き立て役「緑」の使い分けです。

不自然に見えないよう「自然」を作り込むという点が苦労しました。陽が当たっている場所には淡い緑、影っぽい場所には深い緑を生やし、派手過ぎない花々を散りばめ、単調になりがちな緑に奥行き感を持たせました。

また、らくしげさんがコメントして下さったように、油絵感が出せたのも良かったポイントです。全体の色味や光の当たり方を調整できるMOD類が一役買ってくれています。

なるほど、影まで計算して濃淡を出すというのはフォトコンならではですね!

「街」をテーマにした作品が多いなかあえて「自然」を前面にだした狙いがあれば教えてください。

当初は、大都市のベイエリアや噴水広場など、「街」の風景を入れ込もうかとも思っていたのですが、「街」作品が多いのでは?と予想し、あえて建物を排除した「自然」の風景で挑戦してみました。

ですが、単に森を作っただけでは地味なので、テント・焚き火・洗濯物・川遊びグッズなどPROPを配置し、キャンプ場に仕上げています。

躍動感のある水を表現されていて、Cities: Skylines特有の挙動の相当困ったのではないかと思います。デカールなどではなく実際の水にした理由を教えてください。

デカールで小川の風景を作るのも全然アリだったのですが、このゲーム内で一番の曲者と言っても過言ではない「水」を、どれだけ活かせるかというのもポイントでしたw

カスタムテーマのテクスチャによって水の表現は変わりますが、上流の澄んだ川っぽさを出したかったので、透明度と水面の泡が比較的綺麗な”Monte Belo”を使用しています。
また、川底がフラットに見えないよう、段差をつけたり、岩を敷いているのも特徴です。

キャンプ場の別ポジションから
別ポジションからの眺め

当初は、焚き火が目立つカメラアングルを想定していましたが、この角度では水が綺麗に見えなかったのと、絵的にイマイチだったので、俯瞰アングルに落ち着きました。車種も一部最終案と異なります。

TakashouさんにとってCities: Skylinesの魅力とはなんでしょうか?

リアルな街並みを作り込んでいったり、交通調査・夜景・ガーデニング・一人称視点でウロウロなど、工夫次第で色んな遊び方ができる!という自由度の高さが魅力です。

PC版だと、クオリティの高いアセットがどんどん公開されているので、それらを自分の街で使うのも楽しみの一つですね。

第一印象から「すごいな」という作品だったわけですが、 様々なテクニックが凝縮された一枚ということに改めて気づかされました。奥が深いです…。
Takashouさんありがとうございました!

「エンジェルロード」 – Canoさん

Canoさん、グランプリ獲得おめでとうございます!今の率直なご意見をお聞かせください。

もちろんとっても嬉しいのですが、正直なところ恐縮しまくりです。

私には不得意なことがホントに多くて、唯一の得意分野かな?ってとこでこんなに目立ってしまって。。。それもシティスカらしくないっていう・・・w

賛否両論ありそうな作品ですから、今日は努力してきた部分に触れていこうと思います。

外出すら思うようにできない中でこの南国気分に癒された視聴者も多かったと思います。改めて「作品のポイント」「こだわった点」「苦労した点」を教えてください!

はじめに、私「南の島」が大好きすぎて住んだこともあるんです(日本ですが)。 「白い砂!青い海!鮮やかな植物たち!」頭の中には常に常夏のイメージがいっぱいです。

シティスカも長らく亜熱帯しかプレイしてなかった。そんな中でMapThemeとLUTを自作するようになったんですがこれが超難関でした。

まずテーマエディタの仕様自体が疑問だらけ。本当にこれで作らせる気はあるんだろうか、って仕様です。フリー素材のシームレステクスチャを入れていくんですが、道路や舗装、砂利の確認がエディタ内で出来ないんですよね。そしてそのままの色だと明るすぎたり、パターンがしっかり見えすぎたりと、とにかく素人の手に負えるものではなく。。。

何度も挫折しながら完成までは数か月かかりました。
(2017年にワークショップでシェアし、その後病気のために2年半ゲーム休止してました)
「こだわった点」と言えばこの砂浜の白さでしょうか。

今はMODで色調の調整が出来るようになりましたが、それでもすぐに色の影響を受けてしまうので難しいですね。LUTの方はRAW現像とかやった事があれば理屈は分かるので方法は簡単なんですが写真と違ってゲーム内光源があるのでこれまた沼でした。

同じく海の色にもこだわり、トライ&エラー回数は、のべ100回近いのではないでしょうかw
色味に関してはなかなか納得いく仕上がりにはならないですね(´・ω・`)

この綺麗なビーチはCanoさんがMapThemeやLUTと格闘した結晶なんですね。100回は気が遠くなる作業で私には想像もつきません…ほとんどの人は途中で投げ出しているでしょうね(笑)

Cities: Skylinesであえて人工物を映さず自然のリアルさを追求した作品に驚きました。「初めからこういう画が撮りたい」というイメージがあって制作に入ったのでしょうか?

私にとって「シティスカ」っていうと頭の中の7割がこんな感じなので・・・

他に撮られたたくさんのスクリーンショット。ハート型に作者のセンスが光る(Canoさん提供)

でも遠浅の海や波打ち際の表現を作れるようになるまでにはかなり時間がかかってますし、一見手抜きのように見えて実は今の私の集大成的な場所なんです。

上位を狙おうとか奇をてらうつもりは全くなくて皆さんに見てもらえたら嬉しいなって気持ちでエントリーしたんですが・・・まさか1位とは!!でしたw

どれも素敵な風景で、どれもCities: Skylinesで造られたのが信じられないくらい綺麗ですね。

趣味で写真をやられていたとのことですが、街づくりではなく「撮影」として気を付けることがあれば教えてください。

三分割や斜めライン・・といったお決まりの構図を意識するというのも大事ですが「ここを撮りたい」となったらあらゆるアングルから眺めたり、カメラMODで画角を変更してみることをおススメします。

カメラレンズを交換するみたいな感じですね。カメラをぶらさげてお散歩する気分で♪

カメラMODについては私も詳しくないので詳しい方に特集していただけたら嬉しいです!w

CanoさんにとってCities: Skylinesの魅力とはなんでしょうか?

Baikokuさんの企画からSNSデビューするまでは『シティスカ=南の島メーカー』でしたが、PS4版が出たことで多くの方の動画が増えていていろんな事を学べています。この場をお借りしてお礼申し上げます!

普通の道路もまとに敷けなかった私がJCTを作れるまでになったんです。これはもう「ゲーム」という枠を超えていて、忍耐力や持続力、諦めない心、といった人としての成長にも繋がっている気がします。

それからリアルで街並みをじっくり観察するようになったり世界の景観や地質について調べたり・・・と本当に毎日の生活が豊かになりました。文部科学省に推薦されて良い域ではないでしょうか?( *´艸`)
「ゲーム」というだけで関心を持たれないのはすごくもったいない・・・

最後に、今後の目標は自作マップをシェアできるレベルまでスキルアップすることです。海側はだいぶマスターしてきたけど陸地や山側がまだまだです(>_<)
身体が弱く病気がちなので、思ったようには捗らないことばかりですが根を詰めないようにこれからも長く楽しんでいきたいです。ありがとうございました!

今回お話を伺って努力の量がものすごいなと。その下支えがあったからこそ今回のグランプリにつながったというのがよくわかりました。
Canoさんありがとうございました!マップシェアされる日を楽しみにしています!

今回の入賞者インタビューいかがでしたか?
お三方ともCities: Skylinesに対する熱量がとにかくすごい!それだけ愛されてるタイトルなんだなぁとしみじみ思いました。

海外風カテゴリーはリアルな風景だけでなく、ゲームならではの実験的な都市まで、多種多様な作品が投稿されたカテゴリーでした。ご参加くださった皆様、ご投票くださった皆様ありがとうございました。

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