フォトコン#1を終えて – 運営振返り

フォトコン#1を終えて – 運営振返り

皆様こんにちは!がともと申します。本サイトの運営メンバーで開催する初めてのCSLフォトコンテストが5月30日に無事終わりました。

応募総数は64作品、二次審査の一般投票1,115票、最終審査視聴者数500名弱と当初の予想を上回る反響に運営一同驚いています。ご参加くださった皆様、ご視聴くださった皆様、本当にありがとうございます。

今回のコラムでは終わったばかりのイベントを運営チームに振り返ってもらいました。

神乃木リュウイチの場合

コンテスト運営・審査員お疲れさまでした。コンテストを終えて今の率直な感想を聞かせてください。

「ほっとしたな」というのが正直な感想です。コンテスト開催にあたり、そもそも応募してもらえるのか、皆が納得できるイベントなるのかといった様々な不安要素がありましたし、何より「Youtubeが重くなって停止したらどうしよう」とか、放送直前までずっと緊張の連続でした。
実際には多数の方の応募をいただき、さらにライブ配信もニコニコ動画+YouTubeの合計で同時500名近い方々にスムーズに見て頂くことができ、非常に盛り上がったイベントになりました。 ホント、まずは一安心、という感じですね。

“イベント”として今回コンテストは100点満点で何点でしたか?

70点くらいかな、と自分では思っています。
まずきちんとイベントを遂行できたということで60点。当日までの準備やライブ配信等のクオリティをみると、まぁ70点くらいはあっていいかなと。
あとの30点は何かというと、イベント全体の告知や多言語化、スケジュール、ライブ配信の進行などにまだ改善の余地があると感じているからです。

今回は審査員賞のような特別賞はなかったわけですが、もしあるとしたらどの作品を推したいですか?まずはコンソール部門から教えてください。

『旅先のホテルからの景色』 – New Horizonさん ですね。

今回のフォトコンテストでは「旅」のストーリー性を感じさせる作品も数多く出ていたのですが、これもその一つですね。もっと綺麗な景色やアングルを撮ろうと思えば撮れたはずですが、あえて建物を写り込ませることで作品の雰囲気を「臨場感」に全振りさせた。そして眼下に見える風景もリゾート地らしいベイサイドの風景。リゾート地に旅行に来たときのようなワクワク感を感じさせてくれるので、これを推したいと思います。

海外風部門はいかがでしょう?

『Oltencia Castle』 – sotono41さん を推します。

これはとにかく、最初見たとき驚いた作品ですね。「CSLでこんなものが作れるのか」と。自分の中ではこのゲームは「街を作るゲームだ」というバイアスがかかっていただけに、街ではない作品を多く目にしたこのコンテストは非常に興味深かったです。その中でもこの作品は度肝を抜いてきましたね。まるで某ディズニー映画に出てきそうな氷の城に、それを守護する謎の像。ファンタジー世界大好き人間には、想像を掻き立てる面白い要素がいっぱい詰まっていると思います。

日本風はいかがですか?

『海辺の終着駅』 – Kalkuさん です。

この作品は、もう一目見た時点で自分の中で最推しの作品でした。車社会を前提としたこじんまりとしたロータリーに、南国リゾートっぽいヤシの木が生えている。着いたらまずレンタカー屋に行きたくなるような、もしくはホテルの送迎バスに乗り込みたくなるような、そんな旅を思い出させてくれる素晴らしいスクリーンショットだと思います。そして駅を出たらすぐに海。あの堤防はシーバスやらマゴチが釣れそうですね。全般的にゆっくりと時間が流れていそうな雰囲気がとても好きな一枚です。

 神乃木さんは海がお好きですね(笑)
 最後になりますが参加者、視聴者に向けて一言お願いします。

本当に今回のコンテストは、第一回にも関わらずレベルの高い作品が多数投稿され、審査員として見ていて面白かったですね。「街」としてのクオリティが高いものも多い一方で、「街」以外の作品もたくさんあり、実際にそれが入賞している。ホント、何が起きるか分からなかったですし、参加者の皆様には大変楽しませていただきました。

そしてライブ配信でも、視聴者の皆様からコメントはもちろん、オンラインでの投票などにもたくさん協力をいただけました。ライブ配信があれだけ盛り上がったのは皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

次回のコンテストでまた皆様にお会いできることを楽しみにしています。

ありがとうございました!

らくしげの場合

らくしげさんお疲れさまでした。今の率直な感想を聞かせてください。

運営側ですが、とても楽しめました。今回応募された作品には、各参加者がCities: Skylinesで練りに練った風景の作り方やMOD・アセットの使い方、そしてフォトコンテストとしての構図などが様々な技が駆使されていました。街づくりの精巧さのみを問うわけではないコンテストならではのスクリーンショットたちは、私含めて皆が思いつかないようなものも多かったと思います。

運営の内部の事を言うと、文化祭的な盛り上がりというか、一気に作り上げて、どんどん盛り上げていって…という自分たちの制作側もわりと大変で、最後に一番楽しい本番配信をやりきって達成感が強いという感想です。がともさんと神乃木さんのご活躍が大きく、私の手伝いは細かなところでのお手伝いが多かったのですが、それでもみんなで面白いコンテンツを作ろう!という気概で熱さがあったと思います。

“イベント”として今回のコンテストは100点満点で何点でしょう?

50点です。つまり、良かったと思うところと、反省・改善すべきと思う点が半々にあります。

良かった点はなんといっても、たくさんのプレイヤーたちが一つのテーマに沿って応募してくれて、たくさんの方に注目してもらい、生放送で何百人にも共有できたところです。改めて皆でこのゲームの可能性を再認識し、面白さを皆と共有できたというのが良かったと思っています。見ていた方々も「このアセットにこんな使い方があるのか!」という気付きを得たり、視聴者や参加者に対して「これがフォトコンテストか!」というユーモアな作品の良いところも伝えられたかなと思っています。

反省・改善すべき点としては、もっと1枚1枚の作品に対して、良かったところを言語化して伝えるべきだったかもしれないと思ってます。つまり放送外でも、どういう点が審査員たちの審査の基準になっているか?というところは、もしかしたら視聴者には伝わりにくかったかもしれません。このあたりは伝え方の工夫が必要だと実感しました。また、放送時間も延び延びになってしまって、急いでいるところと緩いところのバランスは改善していくところだと思ってます。あとはもっと応募作品が増えていってほしいですので、もっと「参加してみたい」と思われるにはどうすべきなのか、考える必要はありそうです。また、多言語対応にすべきなのか、ちょっとコンセプトが曖昧で絞り込めていないところがあったかもしれません。

らくしげ賞があるとしたらどの作品を選びますか?コンソール版から教えてください。

Raparasa さんの『テイラーの悲しき帰還』です。

一般投票では元ネタがあまり理解されず、票が伸びないことはわかっていました。そのため、審査員賞があるとしたら、私は迷わずこれを選びます。これを説明するのは無粋ではありますが、言わずとしれたSF映画の金字塔『猿の惑星』(1968年版)のシーン再現です。投稿時の説明文に何ら説明がなく、主人公の最後のセリフが全て書かれていたのも粋でした。

MOD・アセットがたくさん導入されるPC版は、勝負所が「細かなProp配置」や「光・色彩の表現」などにもあり、様々な点で勝負が変わってきます。一方、コンシューマ版での勝負所は、街づくり、バニラのProp・建物配置、そして写真の構図、それらの発想という、PC版に比べると限定的になります。

その中で、この作品は発想の勝利でした。街づくり、Prop配置、構図にはこだわりはなく、「映画のインパクトあるシーンを再現する」ことに徹し、他には何もありません。水というテーマにもピッタリです。

海外風部門はいかがでしょう?

Takashouさんの『水辺のキャンプ場』です。

一見して、ミニチュア感・ジオラマ感がある中で、凄まじい作り込みを思わせる細かな表現が綯い交ぜとなっていることを理解できます。水、木々、ダーティな道、草花、岩、苔、キャンプのPorpなど…。

Cities: Skylinesが不得意とする水の表現が、このスクリーンショットだけ非常に独特でした。また作者本人も言われているように、建物が一切なく、細かなプロップ配置のみでの作ったところもユニークです。車も全てちゃんとアメ車に統一されていて、地域のコンセプトの作り込みも面白いです。

構図も練ったとのことで、中央の橋と車の赤、そしてその後ろの水の緑と黄色の色合いの対比が面白いです。どこかくすんだの色の中に、シャープな輪郭と水のきらめきがある表現は、油絵を思い起こさせるほどです。

日本風はいかがですか?

はなまるうどんさん の『8月23日』です。

放送でも申し上げましたが、私はこのスクリーンショットに多くの票を入れました。まず、「水」というテーマに対して直接的な水を写すことなく、花火を打ち上げている場所はきっと湖だろう、という暗喩的に水を表現できているのは、この作品が唯一だったと思います。「8月23日」タイトルがそもそもが直接的な表現ではないところにも、作者のこだわりを感じます。この作品を直接的な言い方をすれば「夏祭り」や「花火」なわけですから。

手前が歩行者天国になっていて、奥側の道路は普通に車が走っているのも作り込まれています。照明の色合いも場所によって違うように作られていますね。奥に小さく鳥居が写っていたり、灯台があったり、見るたびに発見がある作品です。

ちなみにこの写真の非現実的な点は、星空かもしれません。普通、このような明るいところから花火を撮影したら、シャッタースピード的に星空は写りません。

最後になりますが、参加者、視聴者に向けて一言お願いします。

皆様、私たちのコンテストにご参加頂き、そしてご視聴、投票、本当にありがとうございました。

今回の最終審査後に「参加すればよかった~」という書き込みをいくつも見かけました。ぜひとも、次回に参加してもらえればと思います。Cities: Skylinesという面白いゲームの新たな可能性を、皆でもっと見つけていきましょう。

そして次回以降も盛り上げていきたく、第1回からの改善点や要望などはどしどし受け付けています。ご意見をいただければと思います。

ありがとうございます!
なお、フォトコンテストの改善点、要望はこちらのアンケートで受け付けています。皆様からのご意見お待ちしております。

とかちの場合

とかちさん、お疲れさまでした。コンテストを終えて今の率直な感想をお聞かせください。

まず、期限までに作品を完成させて投稿できるのがすごい。そして作品の完成度の高さと独自性。アイデア次第でまだまだ進化できることを改めて実感させるコンテストでした。

発売から5年がたつCities: Skylinesですが、Paradox Interactive、運営陣そして参加者のCSL愛で大盛り上がりとなり、感謝の気持ちでいっぱいです!

たくさんの方々にご参加いただき、まだまだ愛されているタイトルなんだなと実感できましたね(笑)

とかちさんから見て、”イベント”として今回のコンテストは100点満点で何点でしたか?

外出自粛で大変な今日この頃ですが、今回のイベントで楽しい時を過ごせたのではないでしょうか。

運営メンバーが作ってくださったハイクオリティなサイトやシステムのおかげで配信の視聴者と全員の意見を反映させることが出来ました。

ただ、これは私以外の運営の方もおっしゃっていたことですが、もっとも投稿の多かった日本カテゴリーの作品を一次審査で落とさざるをえなかったことが非常に心残りです。次回は皆さんの作品をより多くの方に見ていただけるよう調整していきたいですね。

個人的にはあまりコンテストの運営に関わることが出来なかったので点数はつけることは控えさせていただきます。次回はアセット製作者としてさらにお手伝い出来たらなと思います。

アセット製作楽しみにしています。
そんなアセット制作者としての顔をもつとかちさんですが、審査員賞があるとしたらどの作品を推薦したいですか?まずはコンソール版から教えてください。

Masa Osaさんの『二重交差型Pinavia interchange と運河のある都市』です。

PC版でジャンクションを作るなら最初に道路を適当に引いてMODで微調整、というのが通常の流れですが、MODを使わずにここまで美しくひけるものかと驚きました。よく見ると鉄道が半地中化されているなど、渋滞対策がばっちり施されているおかげでリアルな街並みが形成されているのが素晴らしいです。

海外風部門はいかがでしょう?

Canoさんの『エンジェルロード』です。

シンプルな作品に関わらず、無限に見ていられる作品です。人々の配置から海岸線、木や草の生え方まで細かく計算されているからこそ、そのように感じるのだと思います。砂浜を歩く人の周辺の足跡まで再現されていて、写真を趣味にしている方は流石視点が一味違うなぁと感じました。

日本風はいかがですか?

masaki_kimuraさんの『暁光に映える棚田』 です。

高低差と奥行きをどちらも強調されていますが、バランスを崩していないのがすごい。棚田に貼る水と軽トラの反射が美しく光の表現がとてもうまいくて、暁光に映える棚田というタイトルがぴったりですね。

水面はProcedural Objectsを使用されたとのことで、Cities: Skylinesの水の上品さをうまく補っています。今回のコンテストの最もお気に入りの作品です。

最後になりますが参加者、視聴者に向けて一言お願いします。

今後も皆さんとCites:Skylinesで盛り上がれたらなと思います!次回も沢山のご応募をお待ちしております!

ありがとうございました。

がともの場合

ここからはがともがセルフインタビューしたていでご覧ください。

がともさん、お疲れさまでした。コンテストを終えて今の率直な感想をお聞かせください。

ようやく肩の荷がおりたといった感じです。実は、ご応募いただいた約半数の作品が締切の前日、当日に投稿されたものなんですね。なので締切直前まで「やばいよ!やばいよ!」と焦っていました。影響力の大きいお三方にご協力いただきながら、コケられないですから(笑)

結果的にはたくさんご応募いただき、二次審査も最終審査も大いに盛り上がったので、とりこし苦労でしたね。本当に感謝です!

“イベント”として今回のコンテストは100点満点で何点でしょう?

70点くらいかなと。終了後のアンケートでの満足度は5点満点中4.6点となかなか高く、みなさんに楽しんでもらえたと思っています。

しかし、スクリーニングプロセスが一部不明瞭であったり、放送時間オーバー、ウェブサイトの準備不足、プロモーション不足など様々な課題も見えてきました。これらを精査し、次回には改善したいですね。

審査員賞があるとしたらどの作品を推薦したいですか?まずはコンソール版から教えてください。

コンソール版は『観光地の朝』 – RKSGLOVEさんの作品です。

なんとなく湘南・江の島っぽさを醸し出す風景に一目惚れしました。

朝起きたらビーチを散歩して、そのままお洒落なパンケーキ屋で朝ごはん。
10時頃には出かけて奥に見える島をレジャー散策。昼は近場のショッピングモールで買い物がてら海鮮丼。
夜はホテル最上階のバーでジントニックを飲みながらゆったり翌日のプランニング。なんて妄想を掻き立ててくれる一枚です。

PC版に比べて制限があるコンソール版だからこそ、コンソール版プレイヤーの方々のテクニックに驚かされます。この作品にも、撮影直前に歩道を消すことでビーチに集う人を表現しているとのことで、技とアイデアが凝縮されていると感じました。

海外風部門はいかがでしょう?

『4番目の港』 – はなまるうどんさん の作品です。

はじめは「どうやって撮ったんだろう?」と首を傾げた一枚でした。失礼な話ですが、加工してないかとも疑っていました。自作アセットや実際に中まで表現してあるアセットがあるのかもしれないなぁなどと様々な想像を掻き立てる作品です。

独創的な構図はもちろんですが、背が均一で色合いが統一されたヨーロッパ風の街並みを綺麗に再現されているのが良いですね。

コンテストが終わった後、作者のはなまるうどんさんがメイキング(種明かし)を公開されていて、なるほどなぁと納得しました。まさにアイデアですね。

日本風はいかがですか?

『帰り道』 – pechamaruさん の作品です。

3月頃の雪国を思い起こさせる風景が、北国出身の私にずばり刺さりました。

春休みの部活帰りに談笑しながらそのまま友達の家に遊びに行く女子高校生。どんなに寒くてもタイツを履かないというのがお洒落だったりします。

そのほかにも細部までこだわりにあふれています。写真左にある家屋、特に赤い屋根の家は田舎ではよく見るんですよね。雪が積もった山肌。軒下や根本につもったままの雪。そのどれもになつかしさを感じます。

後で知った話ですが、「砂漠マップ」に「白い岩」を雪に見立てて配置しているとのことで、そのアイディアとチャレンジ精神にも驚かされました。残念ながら最終審査までは進みませんでしたが、個人的にはおすすめの一枚です。

最後になりますが参加者、視聴者に向けて一言お願いします。

ご応募くださった方、投票してくださった方、リスナーのみなさま、本コンテストに関わった全ての方々に感謝申し上げます。

私がコンテストを始めるにあたって立てた目標が二つあります。

ひとつは、コンテストを通じてCities: Skylinesの新しい楽しみを市長の皆様に提供することです。第一回からこれでもかというほど素晴らしいアイデア、新しいテクニックが披露され、その凄さに圧倒されました。

もうひとつは、コンテストを通じてCities: Skylinesに興味を持ってくださる方々を増やすことです。ありがたいことに、今回のコンテストをきっかけに「Citiesやってみようかなー」というコメントもいただきました。ひとえに素晴らしい作品とイベントを盛り上げてくださった皆様のおかげです。

今後もみなさんで盛り上がれるイベントを企画しますので、ご参加お願いいたします!

おわりに

第一回フォトコンテストは、みなさまのご参加、ご声援のおかで無事終了まで走ることができました。本当にありがとうございます。

最終審査の中でも話しましたが、第二回を企画しております。

詳細が決まり次第こちらのTwitterアカウントにて発表いたしますので、ぜひフォローしてくださいね。

そして「最終審査を見逃した!」という方はこちらのアーカイブも是非ご覧ください。

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