写真の印象を変えるLUTとその比較

2021年4月30日 by gatomo in PC版, コラム 5520

突然ですが、上の画像を見てどのような印象を感じましたか？

左半分はHorrorMovieというLUTを使って撮影しています。写真の色彩は印象を大きく左右する重要な要因です。青色が強くまさにホラーのような冷たい印象を受けるのではないでしょうか。対して右側はautumnというLUTを使っており、暖色系が強く出たあたたかな雰囲気を醸し出しています。写真に写っている樹木は赤、黄、緑といった様々な色で構成されていますが、autumnを使うとどれも色味が近くなって統一感が出ています。

このように色彩というのは写真の印象を決める重要な要素となっています。CSLフォトコンにおいても重要ですが、大会ルールで撮影後の画像加工を禁止しています。そのため、LUTを活用してゲーム自体が出力する色を変換することは、Steam版でコンテストに参加する場合はほぼ必須の要素になっています。

有志が提供するCities: SkylinesのLUTはかなりの数に上りますが、これらを比較した情報というのはあまり見当たりません。そこで、本稿では比較できるよう各LUTの写真をまとめました。みなさまのイメージに合うLUTを見つける一助となれば幸いです。

条件

使用MOD : Ultimate Eyecandy 1.5.2
Latitude: 33.625
Longitude: -146.375
Global light intensity: 5.247
Ambient light intensity: 1.3075

これらの設定は本サイトのコラム「スクリーンショットは明るくしよう。画像が暗いだけでクリック率が下がる！」に記載の値を参考に設定しています。また、わかりやすくするためにこれらの設定は固定で比較しています。そのため、LUTが推奨する設定値になっておらず、そのLUT本来の良さを出せていない場合がありますがご了承ください。