こんにちは、コンテスト事務局の神乃木リュウイチです。
コンテスト受付開始から1週間弱が経過しましたが、すでに何人かのユーザーの方に登録・スクリーンショットの送付をいただいており嬉しい限りです。
まだ登録されていない方でも、既に今回のコンテストのテーマである「水のある風景」について考え始めている方は多くいらっしゃると思います。
このコンテストサイトでは、主にコンテストに参加される市長の皆様を対象とした、街づくりのTIPSなどをお届けしていきたいと思います。
そして今回の記事では、水辺を作るにあたって便利なアセットと利用事例を紹介したいと思います。
動く白波を水面に作れる「Animated Sea Foam」
まず最初に紹介するのは、Ronyx69氏制作の動く波アセットです。水面に設置することで動く白波を作ることができるため、スクリーンショットのように浜辺を再現するときにとても役立ちます。
また、私が制作した河原の石デカールを利用することで、砂状ではなく石状の浜辺にすることもできます。このデカールは色が3段階に分かれているため、潮が引いて少し色が濃くなった浜辺の再現などもできます。
浜辺の色はクリーム色だけではないので、ぜひいろいろ試してみてください。
ワークショップのリンク
港湾部を作るのに必要不可欠な防波堤とテトラポッド
続いても海を再現するシリーズです。港湾部にたくさん設置することで雰囲気を高めることができます。浜辺は川を挟んで反対側が漁港になるような土地利用も多いため、スクリーンショットのように浜辺の終わりに防波堤とテトラポッドをたくさん配置するような使い方がおすすめです。
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自然あふれる美しい水辺を作るのに便利な雑草・土手アセット
小川のある風景を作りたい場合には、川の周辺を彩るアセットも便利でしょう。
スクリーンショットでは、Terraforming Networkを利用して幅の狭い川を作り、その両脇に田んぼパックに含まれる土手アセットを利用。後述のNetwork Riverを使う手もあります。
ところどころに雑草を植えた上で、白波に先ほどのAnimated Sea Foamを利用しています。白波は前後に動くためよく見ると不自然なのですが、スクリーンショットにする分にはとても自然に映ります。
雑草にはMrMaison氏の雑草がポリゴン数も少なくておすすめですが、一面に雑草を植えたい場合やバリエーションが欲しい場合、Ronyx69氏のDetail Natureもとてもリアルで映えます。ただしたくさん置くとフレームレートが落ちるので注意。
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手っ取り早く川を作るなら、国を選ばない「Network Rivers」
小川ではなくもっと大きな河川を作りたい場合には、Network形式で自由に配置できるNetwork Riversがおすすめです。
このシリーズには幅が様々、かつ土手がコンクリートや草などのバリエーションも存在しており、現在最も手っ取り早く川を作れるアセットといえます。
デザインも世界中どんな風景でも違和感がないよううまく作られており、日本風の街並みにも当然合います。また、Networkとして作られているため、上からデカールを貼ることで好きに汚せるのもポイントが高いですね。
ワークショップのリンク
- Network Rivers: City River Pack (コンクリート製の川) by Macwelshman
- Network Rivers: Green Valley Pack(草の川) by Macwelshman
デカールで水辺を表現できる「Big Decal Water Stream」
Cities Skylines は水の処理が大変残念な仕様になっているため、特に小さな川や池を作るのは難易度が高いです。そういった場合には、デカールで水を作れるアセットの利用を検討しましょう。
Ronyx69氏が小川や水たまりに使えるアセットを出しています。これを敷き詰めることで、Citiesの水を流すことなく水辺を再現可能です。
(コンテストにおける「水」のテーマは、必ずCities:Skylinesの水を流す必要はないためレギュレーション的にも問題ありません)
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漁港を作るなら「漁港」アセットがおすすめ
港を作るときも、タンカーやフェリーが発着する大きな港だけではなく、小さな町の漁港を作りたくなることもあると思います。
そういったときにはこの漁港アセットを使って装飾しましょう。細部まで作られた船、魚市場などの漁港作りに必要なパーツがそろっている優秀なアセットです。
一口に「港」といっても、このようにバリエーションを持たせてエリアを区切ることで、よりリアリティのある風景になると思います。
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おわりに
以上、水辺の都市を作るにあたって便利なアセットと、その使い方のインスピレーションになりそうなスクリーンショットをお届けました。
コンテストのユーザー登録とエントリーはいつでもできますが、終了間際のエントリーはサーバー過負荷などでうまくいかない場合もあるため、なるべく早めのユーザー登録をおすすめします。
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皆様の街づくりがより楽しくなりますように。
1 Comment
大変わかりやすい説明でした!今後開催されるコンテストに活かしてみたいと思います!
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