イエーーーイ!!フォー!BAIKOKUです!
失礼しました。はじめまして。
私は、YouTubeでコンソール版Cities: Skylinesの実況動画をアップしている者です。
このコラムでは、コンソール版のCities: Skylinesで使える裏技を紹介していきたいと思います。
裏技と聞くとある特定の条件を満たした上で実現も困難。かつゲームバランスを崩してしまうようなものでないかと思われる方もいると思いますが、私が今回紹介するものはゲームバランスは壊さず、誰でも簡単にできるものです。目的もタイトルにあるように「景観を向上させる」ことを目的としているので、
「自分の街の景観をもっと良くしたい!」
「コンソール版しか持ってないけどPC版のような都市を作ってみたい」
と思われてる方に読んでいただければ嬉しく思います。そして、今回紹介したいのは3つ裏技です。
すぐにでも実践できる簡単なものなので、ぜひ実践してみて下さい。
※注意 この裏技はシステムの隙をついた建物などの通常とは異なる設置方法を主としています。今後アップデートなどで使用できなく可能性もあります。
地下鉄駅の直角設置
はじめに紹介するのは地下鉄の直角設置です。
ある日私は「地下鉄駅を3つぐらい連続して並べて置きたい」と思いました。しかし、地下鉄駅の地下線路は道路に平行に設置されてしまいます。そのため地下鉄駅は隣接しておくことは出来ません。このように私は、コンソール版だけどこんな事をしたい!という思いから試作などを通じて通常とは異なる設置方法を考えていきました。
さて、本題の直角設置のやり方ですが、まず普通に道路を引きます。高速道路以外ならなんでもOKです。
曲線でも可能ですが、直線の方が簡単に出来るので初めての方は直線でやることをおすすめします。
道路が引けたら地下鉄を置きたい位置の2セル隣に直角に道路を引きます。
この道路は二車線道路か未舗装道路をおすすめします。
次に地下鉄駅を最初に引いた道路と先ほど引いた道路の角にあたる部分に設置します。重要なのは、必ず最初に引いた道路と直角に地下鉄が設置しているか確認しながら設置してみて下さい。
設置が出来れば二番目に引いた道路をブルドーザーで壊して完了です。
同じ方法を繰り返すことで、このように地下鉄駅を隣接して設置することが出来ます。
設置判定の裏技
設置判定とは、建物が道路に接して機能する判定のことを言います。
(私が勝手に設置判定と呼んでいるので正式名称は知りません。)
通常、道路に隣接して建物を配置すると道路と建物は間には隙間は空きません。
しかし、実は道路と建物の間には隙間を開けることが出来、なんと実は1セル~2セル隙間を開けることが出来ます。
(後に私以外の方が2セルまで隙間を開けれることを発見しました。)
はじめにも書きましたが、設置判定とは、建物が道路に接して機能する判定です。
なので、ただ1セル、2セルを開ければいいというわけではなく、その判定は建物の正面の中心あたりにあります。だいたい半径2セルぐらいの範囲にあると思ってもらえれば分かりやすいかもしれません。
設置判定を利用して、建物と道路の間に隙間を開けてこのように高架歩道や木を植えることが出来ます。
2セル開けると高架道路や地下鉄駅なんかも設置できます。
こちらもやり方は簡単で、はじめに4車線か6車線道路を引きます。道路の幅が4セルの道路なら高速道路以外なんでもOKです。
引いた道路に自分の置きたい駅や特殊施設を設置します。(ちなみにセルの色を塗って建つ建物は道路と隙間を開けることは出来ません。)
次は初めに引いた道路を2車線の道路へアップグレードするだけで完成です。そうすると道路と建物の隙間に1セル空いているのに建物はしっかりと機能してくれます。
2セル開けたい場合は、はじめに引いた道路をブルドーザーで削除して、2セル離して道路を設置します。
陸上岸壁
最後は陸上岸壁についてです。岸壁というと川沿いや海辺に設置するものですが、実は岸壁は陸上にも設置できます。そして、岸壁だけでなく水上設置が前提の建物は全て陸上に設置することが出来ます。
正確に言うと水上に設置して後から水を抜くという考えです。
陸上岸壁は、段差のある地形や掘割式の線路のディティールアップなど使いどころがすごく多くあり、コツさえ掴めばかなり使い勝手の良い裏技です。
やり方は簡単で岸壁を置きたいところの土砂を掘るか盛ります。
今まで陸上岸壁を使ってきた方の多くは掘ってそこへ水を貯め、岸壁を配置していたと思いますが、土砂を盛って反対側に防水壁を設置し水を貯め岸壁を設置という方法も使い勝手がいいです。
次に水を貯めます。水はウォーターアウトレット(要ナチュラルディザスター)か排水処理施設を使用します。必ず掘ったあるいは盛った先の標高の低い場所へ排水口が向くよう設置して下さい。
水は沢山溜める必要はなく、地面が水で隠れる程度でOKです。あまり深く掘りすぎると岸壁が作れなくなるので、注意が必要です。だいたい20mまでが設置出来るギリギリのラインだと思います。(20m=等高線20本分)
次はいよいよ岸壁を設置します。ここで注意することは岸壁が設置される地上面が平らということです。この地上面に大きな傾斜がついていたいりすると綺麗に設置が出来ません。慣れれば傾斜がついていても感覚的に設置出来るようになりますが、初めてやる場合は地上面は平らにしておきましょう。
そして、最後の工程として取水施設を使用して水を抜きます。最後に注意しないといけないことは、水を抜いた後取水施設や防水壁を壊す際に勢いあまって作った岸壁も壊さないようにすることです。水を抜いた後に岸壁を壊すとまた水を溜めるところから始めないといけません。
さて、これで完成です。こんな感じで簡単に街のディティールアップが出来ます。
はい。以上が今回紹介させていただいた裏技になります。
どれも簡単に出来るものばかりなので、是非ご自身の街で活用してみてはいかがでしょうか。
おわりに
コンソール版はPC版に比べてMODも無ければ豊富なアセットもありません。
しかし、だからこそ生まれたのがこれらの裏技ではないかと私は思います。
「もっと自分の街をかっこよくしたい。」「誰とも被らないようなオンリーワンの街を造りたい」そのようなユーザーの思いによってCities: Skylinesというコンテンツが更に発展していくことを願います。