Propを組み合わせてオリジナルの建物をつくろう!

Propを組み合わせてオリジナルの建物をつくろう!

こんにちは。(自称)一級Prop建築士のYODOHと申します。普段はTwitterにCities: Skylinesのスクリーンショットを掲載したり、YouTubeで制作風景のライブ配信をしています。

突然ですが、日本の街並みを再現する上で欠かせないものとは何でしょうか?

それは鉄道であると私は考えています。日本の街並みの多くは駅を中心に広がっており、駅舎は街のシンボルと言っても過言ではないでしょう。

ここで大きな問題が生じます。

Cities: Skylinesのバニラでは鉄道駅は1種類のみ。Workshopを探してみても日本風の街並みに使えそうな駅は意外と少ないのです。

街の玄関口となる駅の種類が少なすぎる…そう悩んでいた私の目に留まったのはあるツイートでした。

「あれ…こんな大きな駅のアセットなんて存在したっけ…?」

そう思った私はWorkshopを見返しますが、そのようなアセットは存在しません。どういうことか不思議に思いながら過去のツイートを遡った私は大きな衝撃を受けます。

「えっ…この人駅をつくってる!?」

そう、なんとNeguchi Maroyama氏はゲーム中でPropやネットワークを組み合わせて組み合わせて駅を建築していたのです。このことが私がProp建築を始めるキッカケとなり、今となっては主要駅はProp建築でないと気が済まないようになってしまいました。

前置きが長くなりましたが、今回はCities: SkylinesでProp建築をする際に役立つアセットを紹介させていただきます。

Mod

Move it! – リンク

言わずと知れた必須MOD。これが無い時代のCSLは地獄でした。

Prop Painter – リンク

Propのカラーバリエーションをゲーム中に設定できるMOD。カラーマップが無いPropは全体の色味が変わります。白い柱を青っぽくしたり、赤くしたりできます。

Prop Snapping – リンク

Prop & Tree Anarchy – リンク

Propを任意の高さに設置するのに必要なMODです。

Procedural Objects – リンク

沼MOD。ゲーム内のオブジェクトの形を自由に変形させたり色を変えることができる。最近ではエクスポート機能も実装されたので、他のマップにも持ち出せるようになった。

Building

The Shops – リンク

Small businesses – リンク

JP Shop under the elevated railway / 高架下ショップ – リンク

JP Under rail decoration assets / 高架下装飾アセット – リンク

店舗の表に面した部分だけ作られたアセット。ビルの1階部分に埋め込んでオリジナリティを出すも良し、後述のWall Networkと組み合わせて完全自作建物を作るも良し。

Modular builidings – リンク

1階部分と上層部を組み合わせて建物をつくれるアセット。このアセットに含まれている上層部用パーツは1階部分が空いているので、そこに通路や道路を通すことができます。

Prop

蛍光灯 – リンク

せっかく通路を通してもそのままでは夜間真っ暗になります。蛍光灯を置いて光溢れる通路にしましょう。

Instant Commercial 11 Props Pack – リンク

( PROP ) JP Suburb shop pack – リンク

( PROP ) JP Suburb shop pack 2 – リンク

(Random prop) JP Random japanese style shop prop – リンク

上記の店舗Buildingと使い方はほぼ同じ。無機質な壁も商店街に早変わり!

Expressway Pillars – リンク

ペデストリアンデッキや自作建物の柱に最適。強いて言えば元から灰色なのでProp Painterで色変えしにくいのが難点か。

Ploppable Surface Pack – リンク

特筆すべきはガラスのPropが含まれていること。これは最近流行りの自然光を取り入れるガラス屋根に使えますよ!

Glass and Steel Awnings Prop Pack – リンク

建物の入口にガラスの張り出しがあったりしますよね?このPropを使えばそのような建物をつくれちゃうんです!

駅の入口PROP V2 –リンク

案外建物の入口に使えるPropって少ないんですよね。このアセットはその数少ないうちの一つです。

Network

Shinkansen Track Wall and Floor – リンク

新幹線と書いていますが使い方は無限大。建物の屋根に使えそうなアセットは他にも幾つかあるのですが、その多くは面が上から貼られているだけなので、下から見上げると透けてしまいます。1人称視点を使うなら下から見ても透けない、Shinkansen Floorの使用がオススメ!

 

Networks – リンク

Lost Gecko’氏制作の壁と床面ネットワーク。床面ネットワークはロータリーをつくる際にも大活躍!Ploppable Surfaceを設置した後にデカールを貼る作業を省略できます。しかも、曲げることができるので曲線道路にも沿わせることができます。

 

Big Retaining Wall pack – リンク

最近リリースされたアセット。良い感じに汚されているので雑多とした風景をつくるのに最適。

首都高拡張 SHUTO EXPWY Extensions –リンク

これに含まれる防音壁の汎用性はすごい。建物の外壁に模様を入れたいときに使えます。

Roof Surface Networks – リンク

どの建物も屋上が同じような色をしているなぁ…。そんな時にはこのアセット!建物の屋上にこのネットワークを使うと色を変えれちゃうんです。

Surface Network – リンク

Basic Slope Profiles – リンク

Terraforming Network – リンク

傾斜のある地形に建物や道路を建設する時、地形が追従してきてガタガタになった経験はありませんか?このアセットを使うと違和感の無い地形に仕上げることができます。

 

Concrete Pedestrian Path Set – リンク

Invisible Pedestrian Path Set – リンク

つくった建物に歩行者パスを通すのに使います。1m~8mまで幅を選べるのがポイント。

Surface

Ploppable Asphalt + – リンク

この記事、実はMove it!のフィルター別に項目分けているんですが、このアセットだけ専用のフィルターがあるという事実。このことからどれだけ重宝されているか窺い知れよう。

さいごに

今回はProp建築にオススメなアセットを紹介させて頂きましたがいかがでしたか?作成したProp建築はMove it!のエクスポート機能を使うことで別マップにも移植することができます。街のシンボルとも言える大きな建物だけでもオリジナリティを加えることで、画一的な街並みから脱却することができると思います。Prop建築物はスクリーンショットでも目を惹く存在になると思うので、これを機会にぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

現在開催中のフォトコンテスト#1の応募は2020/05/16 23:59 までとなっております。

残りわずかとなりましたが、引き続き皆様からの多数の応募をお待ちしています。